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​境内のご案内

「本 堂」
 昭和53年に再建され、ご本尊の阿弥陀如来像は、故澤田政廣先生が文化勲章授章の記念として、制作・寄贈されたものです。
 また、調布七福神の一つ福禄寿が、幸福・金運・長寿の神として本堂に祀られ、正月7日間は、健康・商売繁盛を願う人で大変賑わっています。
 水木しげる先生作の「ゲゲゲの鬼太郎」では、本堂の縁の下が妖怪の集会場として登場しており、「多摩の歴史をさぐる」の著者 大久保清次氏は、「ここは全く別天地の感がある。昔そのままの清浄幽邃な聖域とでも謂いたくなる。背筋がどうっと寒くなるような古寺である」と、数十年前の様子を述べています。

「薬師堂」
  薬師堂は、享保年間と推定される建造物でありましたが、損傷が激しく、平成17年に再建されました。
 秘仏薬師三尊は、行基菩薩の作一木三体の作で、下野日光社の薬師如来もさの一体だと伝えられています。通称「佐須のお薬師さん」と親しまれ、眼病をはじめ諸病平癒に霊験あらたかであり、他にも厄除け、家内安全、縁結び等を願う人も多く訪れます。
 御前立ちの薬師三尊は、往生要集を記し日本浄土教の祖、恵心僧都の作と伝えられ、江戸から明治時代にかけて毎月12日の縁日には、生姜市で大変賑わったといいます。現在では、毎年9月12日に薬師大祭を行なっており、宝前に供えられた名物の目玉団子は、眼病・諸病平癒を願う参詣者に昔より大変有難く求められています。
 また、十二神将、室町時代作の不動明王坐像、牛頭天王坐像が安置されています。

「閻魔堂」
 桃山時代の遺構をを残す建造物でありましたが、平成22年に再建されました。
 中央坐像の閻魔大王は、新宿大宗寺と兄弟閻魔と伝えらえ、両脇には十王が向き合った形で祀られています。
 1月16日、8月16日に閻魔大王供が法修されています。

「寺 宝」

・弘法大師筆跡心経一巻
・鉄仏僧形八幡菩薩像…鎌倉後期の作で僧形だが、袖付の衣を纏い胸前で両手を衣に包み、両足を横に広げる像容から神像として作られたと考えられている。この坐像は数少ない鋳鉄の神像として市重宝に指定されている。

​アクセス

電車の場合

京王線布田駅下車 徒歩12分
※バス 京王線調布駅北口14番乗り場より、

 深大寺行又は吉祥寺行  佐須バス停下車

自動車の場合

調布インターチェンジから約10分(駐車場 若干)

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